今日の健康 体にやさしい肺がんの手術
NHKの「今日の健康」は、要チェック番組の一つです。
突然、患者さんから聞かれることがあります。ところが、その番組の特定の一部だけを取り上げて聞かれる事が多く、意味が不明な場合が多く、返事に困ることも多々あります。
先日も
患者さん 「ちょっと聞いたんだけど、最近は肺がんに何とか療法というのがはやりで、薬なんか使わないんだって。」
薬剤師 「えっ? その何とか療法ってどんな治療法のことですか?」
患者さん 「ダメだな。薬剤師さんは何にも知らないんだな!レザー使うんだよ!」
薬剤師 「フォトフリンなどをつかう光線力学的療法ですか?」
患者さん 「いや、薬なんか使わないみたいだぞ!」
結局、光線感受性物質を薬とは、思わなかったようです。私の頭も古くて、今はフォトフリンではなくレザフィリンが用いられるようですね。私が勤めている病院では、この療法は行われていないので、過去に聞いた研修会の知識しかなかったわけです。
後でビデオを見て、このことを行っているんだな? と想像がつきました。
参考までに、光線力学的療法はレザフィリン等の光線感受性物質を投与し、ガン細胞にこの薬を集めておきます。(この薬にはがん細胞に集まる性質があります。)その後、レザーをがん細胞の付近まで持っていき、照射するのです。光線感受性物質が集まっているがん細胞は、レザー光線に対する感受性が高くなっているので、レザー照射により死滅するという仕組みです。(ゴメンナサイ。専門家の人が見たらあまりに雑な説明で怒りそうですね。)
現在は、肺がんの初期や胃がんなどに行われ、最近ではがん以外でも眼科の領域で使用されることもあります。(眼科ではビスダインという薬が用いられます。)
ちょうど「今日の健康」で説明をしていた、奥仲先生がこの療法について説明しているホームページがあったので、紹介します。
http://home.j07.itscom.net/pdt/index.html
このホームページでPTD(光線力学的療法)が可能な病院も、掲載されています。
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