先日、こんな事がありました。外来化学療法室にて
一通り説明を終えて、
薬剤師 「何か疑問な点や不安な点はありますか?
これから点滴をするときは、声をかけるので、遠慮なく聞いてくださいね。」
患者さん 「わかりました。」
薬剤師 「点滴の事だけでなく、飲み薬や市販薬の相談でもいいですからね。」
患者さん 「そういえば、朝飲む骨の薬だけど、あれは大変ね。」
ビスホネート剤といわれる薬で、早朝空腹時に飲み、服用したら30分間食事はダメ!・寝てはダメという厄介な薬です。
薬剤師 「○○の事ですね! 注意事項が多いので、大変だと思いますが、よく効く良い薬ですよ! どんな点が大変ですか?」
患者さん 「朝4時や5時に飲んで、起きているのって大変なんですよ~!」
薬剤師 「えっ~。◎◎さんは朝4時におきるんですか!?」
患者さん 「だって、明け方に1回は目が覚めるんですよ。」
薬剤師 「起床時という指示になっていますよね?確か・・・」
患者さん 「そうですよ! だから、明け方に起きてしまったら飲まないといけないんでしょ!
それで飲んだら30分横になってもいけないし、眠いし大変なのよ。」
薬剤師 「・・・・そうですか・・・あの・・・」
この患者さんは先日、他の病院から転院された方です。
先週当院でも院外処方でお薬をもらわれ、今回外来化学療法室の利用となりました。
薬剤師 「本当は何時ごろに起きて、何時朝ごはんを食べますか?」
患者さん 「いつも7時ごろ起きて、7時半過ぎに朝ごはんを食べます。」
薬剤師 「それなら、7時にお薬を飲めば良いですよ!
このお薬が起床時とか早朝空腹時と記載されてのは、
食事後に薬を飲むと効果が弱まってしまうことと
飲んでから横になると食道炎や食道潰瘍などの副作用を起こすために
間違えない飲み方として、起床時とか早朝空腹時となっています。
明け方、起きてしまったといって、眠い目をこすりながらお薬を飲んで、30分おきている必要なないですよ!」
と話すと、
患者さん 「それなら、今度から楽になるね!」
私達(医療関係者)の説明不足が、露呈した一面でした。
「もっと気をつけて、説明をしないといけない!」と感じた事柄でした。
最近のコメント