そうなんだぁ~!持続性インスリンの違い!
私が勤める病院では、糖尿病に医師が何人かいるため糖尿病を専門にして薬剤師を配置しています。
先日、この担当薬剤師がお休みの時に、栄養士さんからこんな質問を頂きました。
「栄養指導している患者さんで、レベミルを寝る前に注射する指示がでている患者さんがいるのですが、どうやら朝注射しているようです![]()
これって、問題ないの?」
という質問でした。
レベミルとはノボ・ノルディスク販売の持続性インスリン製剤の商品名です。
”今日は、糖尿病の担当者はお休みよね。” と思いながら・・・
「一応、レベミルは24時間持続型なので・・・・
血糖コントロールは問題ないの?」
「実は、あまり良くない為に栄養指導になった患者さんです。」
「そうですか。
ちょっと、調べてから回答します。」
そこで、調べてみました。
レベミル(ノボ・ノルディスク販売の持続性インスリン製剤)は一応24時間持続が宣伝文句のインスリンですが、実際にはやや作用時間が短い場合が多いようです。
このため添付文書上では「夕食前または寝る前」の記載になっています。
製薬メーカーの話では、もともと速攻型のインスリンとの併用で治験されているとの事。選択肢がなかったと言いたのでしょう。
そう言えば、こんな話を昔聞いたような気がします。でも担当ではないので、すっかり忘れていました。
一方、過去に注射器で何度も問題となったランタス(サノフィ.アベンティス販売の持続性インスリン製剤)に関しては、ほぼ24時間持続した効果が得られるようです。
このため添付文書では「朝食前、寝る前のいずれでもよい」という記載になっています。
つまり個人差はあるものの、レベミルを朝投与すると薬が切れる早朝の血糖が高くなってしまう事があり、注意が必要です。
どうしても寝る前に注射出来ない場合は、夕食前→それも出来なければ夕方と言うように時間を前にずらす方が良いそうです。
最も血糖コントロールが悪くなる場合は、指導するするしかないのですが・・・
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